行道山 - わたらせからの風 足利近辺の山々
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足利近辺の山々の紹介-行道山 地図へ

行道山は、足利の織姫山を起点とするハイキングコースのメインの山です。
石尊山の好展望と関東の荒野山とも呼ばれる絶景が待ってます。標高442m。
                                >> コースの案内図は、こちらから。 (2008.10/17追加)

両崖山から、1時間くらいの行程です。コース中に大岩毘沙門天、行道山浄因寺とふたつの寺院を訪れます。これらの参詣時間を考慮して、もう少し時間をみておいてください。

また周回コースではないので、織姫山から行道山へ向かって上るか、行道山から、織姫山、市街地に向かって下るコースを選ぶことになります。
お薦めは、路線バスで行道山までゆき、ハイキングコースを市街へ戻ってくるコースです。 >> 時刻表は、こちらから。

今回は、紹介の都合上、両崖山、剣が峰(大岩山)、石尊山(行道山)と辿ってゆきます。

 
おまけ:馬打峠
 
おまけ:行道峠(2008. 6/15追加) 行道山から、行道峠を越えて、不入地区へ下るコースの紹介を追加しました。


行道山への道

両崖山の山頂に立ち並ぶ祠の後ろ右手から、
ハイキングコースの登山道が延びています。
木の階段が組まれており、これを下ってゆきます。

このハイキングコースの特長である
小さなピークのアップダウンの繰り返しと
岩場の連続です。

行道山への道
ベンチ

ベンチ

歩き始めて、ひとつめのピークにベンチがあります。
両崖山から数分ですので、休むには早すぎますが、
西側の展望がすばらしい。

いくつかのピーク

さらにいくつかの小さなピークを越えてゆきます。

ピーク
雷電神社分岐

雷電神社分岐

20分弱ほど歩くとテーブルとベンチがあり、
右手に登山道が分岐します。

この道は、足利高校の北にある雷電神社へ下る道です。
途中眺めのよい場所があります。
いずれ紹介したいと思います。

分岐の地蔵

ピークを越えて下る右側に屋根のついた中に地蔵があります。その先にロープで区画された場所があり、
最近はカタクリの咲く場所として、
看板も建てられています。

ここを下ると、やはり足利高校へ辿り着きます。

地蔵
舗装路から山道

舗装道路、また山道

木の階段を下り、舗装路へ飛び出しますが、
すぐまた山道へ入ってゆきます。

このあとも何回か舗装路に出ては、
山道へ、を繰り返します。
この舗装路を歩き、大岩毘沙門天に参詣し、
また山道に戻るというコースも選べますが、
このコースを初めて歩く方は、
標識とおりに行ったほうが安心です。

岩場

このあたりの山道は、ところどころ岩場が現れます。
ちょっと見晴しがよく、気持ちのよい場所です。

岩場
舗装路から山道。大岩毘沙門天案内板。

舗装路、また山

しばらく歩くと、また舗装路にでます。
ハイキングコースは、山のほうへ導いてますが、

ここから大岩毘沙門天へ寄り道しましょう。
山道に入らず、舗装路を下ってゆきます。

展望台

数分歩くと、左下の木立の中に屋根が垣間見えてきます。
大岩毘沙門天です。
舗装路から、毘沙門天へ降りる道があります。

さらに通り過ぎてゆくと、展望台があります。
ここからは、南の大岩地区が見下ろせます。
 両崖山から、ここまで、1時間半くらいです。

展望台
大岩毘沙門天山門

山王社

大岩毘沙門天

地元では、大岩の毘沙門さまと呼んでいますが、
正式には大岩山最勝寺です。
行基上人が開山したと伝えられています。

下ってゆくと、境内の隅に達します。
山門、鐘楼、山王社(桃山時代の創建)があります。

ここまではクルマでくることもできるので、
休日には社務所で御札等が販売されています。

参詣が終わったら、
来た道を戻り、山道に入ってゆきましょう。

この毘沙門天のある山は、剣が峰と呼ばれ、
山頂にはベンチがあります。

石尊山下

石尊山見晴台0.7kmの標識が現れたら、
山頂はすぐです。

石尊山直下
石尊山頂のあずまや

石尊山頂の方位盤

石尊山頂から東の展望

石尊山頂から西の展望。深高山方面

石尊山頂

石尊山の頂には、テーブル、ベンチ、あずまやがあります。
開放感があり、気持ちのよい山頂です。
大岩毘沙門天から、30分強です。









方位盤も置かれ、
北に赤雪山仙人が岳、桐生の山々、
そして足尾の山々が見渡せます。










南には、足利の街と
その東の大坊山等の山々です。
幸運ならば、筑波山も。

行道山浄因寺への道

山頂をあとにすると、
あとはゴールの浄因寺へ下るのみです。

浄因寺への道
寝釈迦

寝釈迦

下りの道の途中右手に岩場があります。
標識が建っている、その上に石造の可愛い寝釈迦があります。
他の石仏群もありますので、見落とさないように。
ちょっとした岩場ですが、簡単に登れます。
狭い場所ながら、テーブルとベンチもあります。

浄因寺境内への下り

浄因寺の境内へは、急降下で降りてゆくかたちです。
石段が用意されていますので、問題なく、降りてゆけます。

浄因寺への下り
夏の清心亭

葛飾北斎画「雲のかけ橋」

清心亭

浄因寺は、716年行基上人が開山した寺です。
断崖絶壁に造られた寺は、
「関東の高野山」とも呼ばれています。

清心亭と呼ばれる茶室は、岩の上に建っています。
従って、下から登るのではなく、隣の岩から、
橋がかかっており、そこから入るようになっています。

ここは、葛飾北斎が「足利行道山雲のかけ橋」で
版画に描いています。
数時間歩いてきたコースのゴールに
相応しい絶景に巡りあってください。

管理人のお薦めは、
この行道山浄因寺をスタートとするコースですが、
こちらは、コースが市街地に向かって下ってゆくことになり、
市街を目標に、そしてゴールとして織姫神社が待っており、
また違った趣があります。

山門、石仏群

浄因寺から、石段を下る途中、
左の山側の斜面には、
たくさんの石仏が安置されています。
























また右は、沢が流れており、風情のあるところです。

山門

石仏群

石段(下ってきた)
ハイキングコースへの分岐

登山口

登山道

月谷松田線の道路への降り口

おまけ-馬打峠

関東ふれあいの道ハイキングコースは、
浄因寺の駐車場を少し下った左へ分岐する林道に入り、
その途中から、馬打峠へひと山越えて続いています。

林道を左に折れ、5分くらい歩くと右側に標識があります。
標識に従って、登ってゆきます。

しばらく登ると平坦な山道になり、
1時間弱の歩行で月谷松田線の道路に下ります。

さらにハイキングコースは、
舗装路を右に下ったところにある登山口から、
名草弁天へと続いてゆきます。

馬打峠は、赤雪山のページで紹介した悲恋伝説の
足利忠綱が追われて、赤雪山に向かう途中、
行道山を越える峠で、何度も馬から落ちたので、
そこを「馬落ち」と呼び、
後に土地の人が「馬打峠」と呼ぶようになったことに由来します。

 
おまけ-行道峠(2008.6/15追加)

行道山浄因寺をスタートし、仏法僧峠、行道峠まで行き、
西側の松田の南の不入地区へ下るコースです。

◆行道山浄因寺

寺の工事を行っているらしく、山林も切り開かれており、
いつもより明るい境内となっていました。

 庫裏の右手のハイキングコースの急な石段を登ってゆきます。
春の行道山浄因寺清心亭
 
寝釈迦

ベンチ
◆寝釈迦

既に紹介していますが、10分弱登ると、
小さな寝釈迦の石像があります。

ようやく春らしくなった日差しを浴び、
心地よさそうに寝ていらっしゃいます。








すぐ傍にベンチもあり、眼下に月谷の里、
東に大坊山、大小山の峰が望めます。
 
◆仏法僧峠

さらに5分ほど登ると、仏法僧峠です。
織姫ハイキングコースは、織姫山側から歩いてくると、
ここで右に折れ、浄因寺へ下るコースをとることになります。

ベンチがふたつ置かれています。

行道峠へは、ふたつ並んだうちの北側のベンチの背後を
登ってゆきます。
薄い踏み跡ですが、まずは眼の前の頂を目指します。
仏法僧峠
 
434mピークの石祠 ◆434mピーク

目指した頂が434mピークです。
山頂には石祠の残骸があります。
 
◆石尊山展望

さらに薄い踏み跡を辿り、隣の頂までゆくと、
木の間越しに西に連なる石尊山、深高山が望めます。

麓の射撃場からの鉄砲の音が西の山々に反響して、
向かいの山で発砲しているように聞こえてきます。
石尊山展望
 
笹の林床 ◆笹の林床

踏み跡を辿り歩いてゆく道は、笹の林床となります。
足尾や日光では、よく見かけますが、このあたりでは珍しいようです。
気持ちよい登山道です。
 
◆行道峠への道標

数分歩くと、行道峠への小さな標識があり、左に折れます。










さあ、ここから急降下の下り坂が続きます。
どんどん高度を下げてゆきます。
行道峠への道標

急降下の下り
 
篠竹の道 ◆篠竹の道

道が緩やかになると、両側が篠竹の道です。
またまた、趣のある道となりました。
 
◆分岐

10分ほど下ってゆくと、ようやく分岐点になります。
左 不入、直進 馬打峠、右 浄因寺、
歩いてきた方角は、行道山を指していました。


小さな峠道です。

行道山から名草へのハイキングコースでは、
行道山の広い林道の途中から山道に入り、
馬打峠へ抜けるコース取りとなっており、
その道に出ると思っていましたが、ちょっと違っています。
また、調べるために歩く宿題ができてしまいました。


明るい下山路

下山口

道路から見た下山口

不入の風景
◆不入への道

明るい登山道を下り、山林を北側から回り込み、不入地区へ下ります。
未舗装の道路の途中に飛び出す感じです。
(道路から下山口を撮ってみました。)
不入から、登り始めるには、この登山口を知っていないと難しい。
また登りが続き、最後の急降下の坂を登るとなると、
結構きついコースと思います。



















西に向かって歩き、じんでん橋を渡り、
葉鹿から松田へ続くの県道へ出ます。


なかなか趣のある道でした。ひともあまり入らないようすでしたが、
かつては、行道山の西側の不入と
東側の月谷の里を結ぶ峠道だったわけですから、
それなりにひとの往来もあったでしょう。

いつも思うのですが、昔往来する人々は、
どんな思いでこの峠道を歩いたのでしょうか・・・
商売するためだったり、峠を越えての嫁入りだったり・・・
峠道を歩くと、さまざまな人生に思いを馳せてしまいます。
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